建装材ニュース
建装材ニュースは(株)リペアテック出版社より発行されていた、オールカラーの大変読みやすい塗料・塗装業界紙でした。現在は廃刊となっています。
【COMPAS-2】
改良に改良を重ね、今のかたちになった建築工事管理システム「コンパス2」。バージョンアップしながらも使いやすさに重点を置き、コンピュータに慣れなくても気楽に触れることができる点が評価され、ユーザを確実に増やしている。
販売拠点は日本全国をほぼ網羅
ユーザー数を増やしているのは、続々と販売代理店を増やしていることにもよる。
ただ、モノがモノだけに売りっぱなしにはできない。販売拠点を広く置くことは、メンテナンスやトラブル時の対応をきめ細かく、敏速にできるようにするためでもある。
見積りから工事台帳・分析までできて98万円!
そして、同システムならではなのが、カラーコーディネイト機能。低価格(198万円)なことと、建物を含んだ警官への意識の高まりがあいまって、なかなか好評だ。
さらに低価格と言えば、見積りから工事台帳管理・分析までをカバーするシステムが98万円から。
今年から防水業にも進出
また、最近では防水業向けシステムも発売した。以前から防水業者からの要請があり、これには従来の塗装業者使用で対応していたのだが、より一層使い勝手の良いものを、ということで昨年暮れから改良を進めていた。
塗装業のみならずこの分野も含めて、さらなる販売拡張を目指すのが今年の目標だ。
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【COMPAS-2】
「コンパス2」は、カラーシミュレーション機能を付与した建築塗装業向け工事管理コンピュータシステム。
カラーシミュレーションでの提案・営業にはじまり、工事管理ソフトで見積り処理、受注後の工事段取り、台帳管理、さらに工事分析と塗装業務全般を総合的にサポートする。ハードは専用機でないので他ソフトの使用も可能で、ウィンドウズにも対応。
前モデル発売後7年間のノウハウをもとにグレードアップさせた一方で、価格は抑えた。標準システム価格(5年リース)56,620円/月~。カラーシミュレーションなしは18,620円/月~。販売価格は98万~398万円。
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▼1995年1月10日号
ノート型パソコン「コンパス2」で簡単・便利にOA化
【COMPAS-2】
コンピュータを使いこなせれば、工事管理がラクになることは聞いても、自在に利用できさらに作業能率アップが図れなければ意味がない。ほかの機器や工具と比べて決して安いものではないし、「ちゃんと利用できるかな」とか、「なんらかの効果が得られるのかな」と、導入に躊躇してしまうのは当然だ。
キーボード入力を最小限に抑えた簡単操作
「コンパス2」の開発メーカー、ソフトピアもこの点には最も注意を払っている。まず、コンピュータを使い慣れていない初心者にも抵抗なく扱えるよう、キーボード操作を最小限にした。
標準的な入力順序は見積作業から始まり、工事段取り、売掛管理、工事管理台帳、工事分析/管理で終わる。今までの手書きやワープロなどでの業務の流れを大切にし、これを壊すことなくスムーズに作業できるような設定だ。もちろん、各塗装会社に合わせたソフト構成にすることも可能だ。
これ1台で業務のOA化が完成
各塗料メーカーの商品と塗装仕様がデータベースとなって備わっていることも、一連の作業がラクになっている理由。
そのほかの特長は、
- ハンディースキャナー操作を取り入れた
- 単価計算において、複合型と分離型が選択できる
- トラブル発生時にはリモートメンテナンス(電話回線による保守システム)でリアルタイム補修が可能
などが挙げられる。
また、昨年4月からは、カラーコーディネイト機能が装備されたタイプも登場。ここまでくれば立派な営業ツールだ。ハードには持ち運び便利なノート型パソコンを利用。お客の目の前での見積り作業も可能だ。使い方次第で、塗装工事管理から営業まで業務全般に通じる力強い味方となりえるだろう。
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